『ジェーン・ドウの解剖』

洋画

ドウなんだろう?ドウなんだろう?と、ずっと前から気になっていた本作。

やっと観た。

検視官親子の元に運ばれてきたご遺体=美人さん。

でもどこの誰だがわかんないから「ジェーン・ドウ=名前のわからない女性」という仮の名前に。ちなみに男性なら「ジョン・ドウ」。

『セブン』の犯人がこう呼ばれていたね。

で、話戻るけど、このドウさん、顔は美人(2回目)だし体も綺麗…いや、そういう意味じゃなくて、外傷も無く綺麗ってこと…。

なのに!解剖してみたら体の内側ボロボロ。

なんで?そんな疑問からトンデモない展開になっていくホラーなのです。

遺体安置所と火葬場を兼ねている家で起こる不可思議な現象なので、「ほん怖」とか「世にも奇妙な」とかが好きな僕にとっては序盤から素敵な展開。

ドウ美人(3回目)さん自身では1mmも動かないのに、検視官親子にサクっとかパカっとかされるごとに表情が変えられて、メチャメチャ怖い顔になっていく。

無言の美人(4回目)ほど怖いものはない。

で、なんやかんやで怪談話をはるかに超えた領域へとブッ飛んでいく。

これ、出てくる人もたったの数人だし、ほぼ解剖室の中だけで話が展開していくワンシチュエーション映画といってもいいくらい。

でも観ているこちらを飽きさせないのは、この検視官親子の雰囲気だと思う。

上手く言えないけど、感情移入して応援してしまう探偵と助手みたいな感じ。

この親子の活躍、別の形で映画にしてくれないかなぁ…。

ま、そんなこんなで他の方々も言っているように、観た方がいい映画なわけだ。

最後に、美人(最後)さん役は、オルウェン・ケリーさんというモデル兼女優さんとのこと。

動く彼女が見たいね。

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