この2人が自分を仕留めにやってきてくれるのはいつだろう?
そればかり考える日々を送るようになったこの映画。
まだ撃たれても刺されてもないのに、脳天と心臓に深い傷をつけてくれた。
ラバーガール面接からの怒涛の殺り合い。
毎日コンビニに行ってはダブルエスプレッソラテを注文する日常だけど、隣でこんな大立ち回りをされたら、ポンタカードを出すタイミングを失ってしまうよ。
BiSHのアユニちゃんの様なしゃべり方をするなぁ、この金髪の子…誰だ?…女優さんか?…初めて見るぞ…と清掃員脳が動き始めて数秒後、間違いなく虜になった自分に気付いた。
一刻も早くこの金髪の子を検索したいという欲求が膨らんできた刹那、髙石あかりさんの登場で諦めた。
これはもう最後まで観るしかない。
携帯なんぞ劇場の隅にブン投げてやった。
その後は、2人の会話に食事にバイトに癒され笑わせられ、この日常を見続けられる毎日を選べるなら、もうエスプレッソラテがシングルでもいいかなぁーなんて気になってきた。
あれ?これ青春映画だったっけ?なんて、はてな顔になってきた矢先、ヤベー奴らが現れる。
でも、この緊張と緩和がフュージョンしたヤベっちがいい味出してくるんで、また引き戻される世界観。
とにかく出てくる人出てくる人のキャラ立ちが凄まじい。
漫画みたい…そう、漫画…見たい。もし漫画になったら「俺マンガ大賞」は決定だな。
そんな漫画の様な主人公2人のラストの闘いが、とても漫画じゃないところが圧倒的に推せるところ。
あんな格闘見たこと無い。
見せる技じゃなくて仕留める技。
他で見るアクションたちが幼く思える。
そんな殺陣を見せられて魅せられた。
金髪の子は「伊澤彩織(いざわさおり)」さんと言うスタントパフォーマーで女優さん。
絶対覚えておいて欲しい。
そして黒髪ロングは「髙石あかり」さん。
髙は(はしごだか)である。
さて、どうやったらこの2人がやってきてくれるだろう?
ひとつだけ思いついたし、これしかない。
ケーキをこっそり食べてやろう…バン!
「死…あわせ」…バタッ…。
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